研究内容

 当研究室では、リハビリテーションの専門家の立場から分子から生活までを見据えた研究活動を行っています。基礎医学的な知見はすべての臨床医学的な知見の源泉であり、基礎研究と臨床研究は別なものではなく、研究を推進する両輪であり原動力でもあるため、わたしたちは基礎研究と臨床研究ともに行っています。
 大学院生それぞれが、各自の興味や臨床の疑問から研究テーマを立案し研究を実践しています。そして鹿児島大学当研究室から世界に研究成果を発信できるように頑張っています。
 また理学療法に立脚した基礎研究と臨床研究の両面から、研究成果を公表し、社会に還元することが、当研究室の責務だと思っています。同時に研究室は教育の場でもあるため、大学院生には研究活動のみにとらわれることなく、大学院修了後を見据えたキャリアパスを設定し、高い目的意識を持ち自らを高められるように支援しています。
 教授に就任して10年が経過し、2025年度は次の10年も「挑戦」していきます。これまでの継続した基礎・臨床研究テーマに加え、基礎研究室の同門といくつかの新規の研究や企画をスタートさせます。

令和7年4月 基礎理学療法学講座 教授 榊間春利

研究室研究テーマ(2025)

基礎研究

1. Preconditioning 運動と脳障害後の神経保護メカニズムの解明
2. 脳梗塞モデル、認知症モデル動物を用いたRemote ischemic conditioning (RIC)の脳神経保護と機能回復と臨床応用に関する研究
3. 認知症モデル動物を用いた人参養栄湯と運動療法の併用による認知機能予防効果に関する研究 (R4-7年度株式会社ツムラ漢方研究所受託研究)
4. 脳梗塞後のApathy、Depressionに対する人参養栄湯と運動療法が脳内生理活性物質に及ぼす影響(R4-9年度株式会社ツムラ漢方研究所受託研究)
5. 膝OAモデル動物に対する PRP療法と運動療法の併用効果に関する研究
6. 抹茶カテキンの筋衛星細胞に及ぼす影響に関する研究 (R6-7株式会社伊藤園との共同研究)
                                         

臨床研究

1.1. 在宅整形外科疾患患者の運動機能の特徴と活動量、リハビリテーションの効果に関する研究    (霧島整形外科病院との共同研究)
2. 腰椎すべり症における関節水腫の経時的変化と臨床症状
3. 地域在住パーキンソン病患者のフレイル、サルコペニア、緑茶摂取や運動機能に関する研究(R7-9株式会社伊藤園との共同研究)
4. 成長期野球選手の野球肘障害の予防と投球動作の運動学的解析に関する研究(霧島整形外科病院との共同研究)
5. 症例報告(博士後期課程)                        
6. Remote ischemic conditioning (RIC)装置の開発と臨床応用に関する研究

これまでの研究成果

基礎研究>

<臨床研究>