研究室 大学院教育・研究・臨床について
19世紀にフランスで生まれた言葉で、身分や地位の高い者はそれに相応した社会的責任と義務があるという道徳観を意味する「ノブレス・オブリージュ(noblesse
oblige)」という言葉があります。大学院修了者には社会的責任、社会貢献を自発的に果たすことが求められます。
当研究室では、理学療法に立脚した基礎研究と臨床研究の両面から、研究成果を公表し、社会に還元することが、当研究室の責務だと思っています。同時に研究室は教育の場でもあるため、大学院生には研究活動のみにとらわれることなく、大学院修了後を見据えたキャリアパスを設定し、高い目的意識を持ち自らを高められるように支援しています。
当研究室での教育内容
修士課程
教育)毎年一体ご遺体解剖を行い、人体の構造と機能について学修する。
研究)研究テーマ、実験デザインの立案し、実験を遂行する。修士論文の作成、終了年度に全国学会で発 表する。
臨床)週1-2回、診療業務に携わり、臨床技術、社会人としての心得を学ぶ。
博士課程
教育)ご遺体解剖実習のTAとして学生教育に携わる。
研究)研究結果を原著論文としてまとめ、国際誌へ投稿する。国際学会への参加。
臨床)臨床データをまとめ、国内学会で発表する。博士課程1年目に鹿児島県理学療法士学会で症例報告を行う。
研究室ゼミ開催日
Wednsday JC:毎週水曜日18:00から開催
例)中枢:運動療法による中枢神経疾患(脳卒中、認知症)に対する神経保護メカニズム 運動器:運動療法による関節変性保護効果、関節変性メカニズムの解明
Thursday JC:毎週木曜日18:00から開催
例)中枢・運動器:高齢者における身体活動量、脊椎術後の体幹筋の変化と術後リハビリテーション、パーキンソン病、スポーツ障害等
